有資格者がスタッフ、孤立化防止に期待

 母親の育児ストレスを解消し家庭や地域での孤立を防ごうと、静岡市は今月末から、0歳児の母親に休息や育児相談ができる場所を提供する「ママケアデイサービス」を始めます。市は、子育て世代に支援の充実をアピールし「もう1人産みたくなる環境づくりを目指す」としています。

 サービスは、市内に住み生後4カ月以上1歳未満の乳児を育てる母親が対象。旅館「十枚荘」(静岡市駿河区、31日〜)▽「静岡ホテル時之栖」(同区、9月2日〜)▽温泉宿泊施設「駿河健康ランド」(清水区、同6日〜)▽県総合研修所「もくせい会館」(葵区、同8日〜)の4施設で順次実施します。

 市が市母子寡婦福祉会に委託し、保育士や保健師など専門職とヘルパーなどの資格を持つスタッフらが運営します。利用時間は平日の午前9時半〜午後3時半。午前は参加する母親同士の交流や育児相談会などを行い、午後はスタッフに乳児を預けて施設内で入浴や食事をするなど母親の休息の時間に当てます。

 基本利用料は1,500円で、入浴、食事などは別途料金が必要。市子ども家庭課の渡辺陽子保健師は「母親は子育ての中でなかなか自分の時間を取りにくく、出産による生活環境の変化で孤立を感じてしまいやすい。サービスを気軽に利用してリフレッシュし、『育児は楽しい』と感じてほしい」と話します。

 事前予約が必要。問い合わせは同会 054-221-1565